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小林達也x村田峰紀「体のちかく 声のちかく」

2025年2月7日〜2月23日

13:00〜20:00

Gallery10[TOH]&Broadway Diner

渋谷区千駄ケ谷5-20-11 第一シルバービル1F


2月7日18:00〜OPレセプション

2月15日イベント「村田峰紀と一緒」

パフォーマンス&アーティストバー


Gallery10[TOH]&Broadway Dinerでは、

小林達也x村田峰紀「体のちかく 声のちかく」を開催いたします。


村田峰紀は、言語を用いずに社会と接続する手段としてパフォーマンスを活用しています。強い筆圧で激しいテンポでボールペンを使い、支持体に穴が開くまで円を描き続けます。村田は描く行為について、「原初的な行為=「掻く」ことを、間接的な表象=「書く」・「描く」ことへと展開させ、不自由さの中で泥臭くもがき続け、対象の欠如=「欠く」ことは直接的な痕跡を残しています。」と述べており、パフォーマンスの痕跡を絵画として残しています。自身は「パフォーマンスアーティスト」として活動しており、作品の背後にある身体的な行為が重要な役割を果たしています。

一方、小林達也は、下書きや完成イメージを持たずに、支持体に向き合いながら絵具を重ねていきます。絵を描く喜びの中で生まれた可能性を拾い上げ、それを育てる様子を楽しみながら描いていきます。色彩の力や形の配置によって視覚的なストーリーを生み出し、鑑賞者に「星を観測するような」身体感覚に迫る非言語的な体験を提供します。

今回の二人展のタイトル「体のちかく 声のちかく」は、「知覚」と「近く」という二つの言葉を掛け合わせ、絵画を通して鑑賞者の身体的・感覚的な関与を促し、揺さぶります。また、二人の作家が描く「線」と「面」という対照的な要素で構成された抽象絵画は、意図的にサイズを揃えており、それによって二人の知覚に対する違いや一致を感じ取ることができるでしょう。

物理的な距離を越えた感覚的な距離の縮まりが生み出す新たな視点を、ぜひご体験ください。


©️YOYOGI BROADWAY BY 10NY

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