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「花と筋肉」 門倉太久斗x野々上聡人



2025年1月4日〜1月26日

13:00-20:00

(月火休廊)

1月4日18時〜オープニングレセプション

1月26日18時〜クロージングパーティ


Gallery10[TOH]

第一スペース:渋谷区千駄ケ谷5-20-11 第一シルバービル1F

第二スペース:渋谷区千駄ヶ谷5-20-12 Broadway Diner




2025年1月4日から、Garelly10[TOH]では門倉太久斗x野々上聡人「花と筋肉」を開催いたします。


門倉太久斗は、武蔵野美術大学造形学部空間デザイン科ファッション専攻卒業。コムデギャルソンにパタンナーとして従事しながらSNSで独自の作品を発表し、アーティストへ転向しました。初期の頃から祝福を感じさせる豊かな色使いと、豊満でユーモラスな筆使いがあり、例えありふれたモチーフを描いてても一目見たらすぐわかるような際立つ個性があります。ファッション業界での経験は影響は作品に色濃く残り、また「新しい男性性へのアプローチ」など、社会に対する批評も込められています。


野々上聡人は1984年千葉生まれ、独学で絵を描き続けています。2020年に「第23回岡本太郎現代芸術賞」岡本太郎賞を受賞。

絵画のみならず、彫刻、ドローイング、アニメーション、インスタレーションなど、多岐に渡るメディアを用い、自身の夢や想像の世界を日夜息をするように描き続け、その脅威的な生産性においては他の作家の追随を許しません。


両者の制作におけるインスピレーションは枯れることなく沸き続け、語られ続ける物語は見るものの想像をかき立てます。


「花と筋肉」は、両者の作品に繰り返し出現するモチーフです。

「必要がなくなったとしても、我々の筋肉は美しいまま残り続けてもいい」と語る門倉の言葉には、ジェンダーを軽やかに超える理想的な世界へのビジョンが込められ、野々上の描く筋骨隆々の男たちの物語に新しい見方を与えます。


花と筋肉というこれまでのジェンダーロールでは見られなかった組み合わせは、社会にインストールされた規範を搔き乱し、新たな視点を新年の訪れとともにもたらしてくれるでしょう。

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